バルーフは、油圧シリンダを直接監視する媒体接触式の超音波センサ「BFDシリーズ」を発売した。
BFDシリーズは、超音波を作動油に伝搬させることで、ワークのクランププロセスを直接監視。オイル供給の障害や鋳造の不良、輪郭の誤差、位置ずれ、ワークの変形など、重大な偏差を早期に検出することができる。0~80mmの測定範囲全体で、±50㎛の繰返し制度と±250㎛のリニアリティをもち、アナログ出力(0~10V、4~20mAから選択可能)が可能。IO-Link経由で関連情報も出力可能なため、油圧システムへの空気やゴミの侵入などによる筐体への危機的変化を検出し、装置の安全性向上と安定稼働に寄与する。