
日鉄エンジニアリングは、千葉県富津市の日本製鉄 技術開発本部REセンター内に座屈高速ブレース「アンボンドブレース(UBB)」の実大試験を行う一軸・斜め載荷試験機を新設した
UBBは、地震の揺れから建物を守る建築部材で主に建物の筋交い材に用いられ、軸力を負担する中心鋼材(鋼板)をモルタルと鋼管で拘束した座屈拘束ブレース。これまで性能試験を自社試験機(一軸、最大軸力±3000kN)、と海外の大型試験機を使って行ってきたが、さらなる技術データの取得・分析やUBBの大型化に伴う大軸力への対応を実現する新試験機を導入した。