サンワテクノスは、2023年度第2四半期決算を発表し、売上高は前年同期比5.3%増の888億6700万円、営業利益は4.3%増の34億4200万円、純利益は21.7%増の30億7500万円の増収増益となった。
事業部門別の売上高は、電機部門は11.7%増の188億700万円。太陽光発電関連向けの電機品の販売が増加したが、半導体、産業機械向けの電機品等が減少した。電子部門は1.0%増の631億円。産業機械、精密機械向け、自動車関連搭載向け電子部品や事務機器向けコネクタ販売が増加したが、家電やアミューズメント向け電子部品、半導体や産業機械向けコネクタと電子機器が減少した。機械部門は38.1%増の69億5700万円。自動車業界向け設備機器、半導体関連向け搬送装置の販売が増加した。
仕向地別の売上高では、国内は6.8%減の605億7700万円、アジアは19.8%増の341億3600万円、欧米は0.8%増の33億4100万円となった。
通期予想について、中国の景気減速や製造業各社の在庫調整の長期化影響にともなって下方修正を行い、売上高1665億円、営業利益55億1000万円、純利益45億7000万円とした。
https://www.sunwa.co.jp/ir/library/pdf/2023/irinfopdf_20231030_2.pdf