
安川電機は、一般産業用途向けインバータ「GA700シリーズ」について、400V級の容量ラインアップを従来の0.4〜355kWから0.4〜630kWに拡大しラインナップを充実させた。これにより200V級三相は0.4~110kWの計20機種、400V級三相は0.4~630kWの計28機種となった。
同シリーズは、「多才」「使いやすさ」「安心」をコンセプトとして2015年に発売し、このたび400V級の大容量帯を拡充したことで大型クレーンやコンプレッサ、プレス機械、押出機など大型の一般産業用機械や設備に適用可能となった。
従来機種のA1000の容量ラインアップは500kW、630kWの2種類だったが、GA700では450kW、500kW、560kW、630kWと4種類に増やし、モータ容量に対してインバータ容量をより細かく選択できるようになった。例えばモータ容量560kWの場合、インバータ容量は従来機種の場合は630kWだが、GA700では560kWを選ぶことができ、コストダウンが可能となる。
また設計変更も行い、本体サイズはインバータ主回路構成を見直して従来機種から大幅に小型・軽量化。630kW機種では従来製品に比べて設置面積比で40%削減、質量比で35%削減している。また最大出力電圧も改善し、従来機種では入力電圧の95%が最大出力電圧だったが、GA700では入力電圧相当の最大出力電圧に対応。これにより高い定格電圧のモータを組み合わせることが可能となり、モータ電流を抑えることができるようになっている。