日立造船マリンエンジンは、メタノールを燃料とした舶用エンジンの生産に向け、熊本県玉名郡長洲町の本社兼工場にメタノール供給装置などを設備投資する。
船用エンジンの燃料は重油からLNG、メタノール、アンモニア、水素などの新燃料への転換が急務となっており、同社は世界最大の船用エンジンのライセンサーであるMAN社からメタノールに対応した二元燃料テストエンジンを受注しており、設備投資は同テストエンジンの陸上試験に加え、メタノール対応二元燃料エンジンの生産体制を整えるためのものとなる。導入設備はメタノール供給装置、メタノール貯蔵タンク、サービスタンクなど。投資額は約4億円。
https://www.hitachizosen.co.jp/newsroom/news/assets/pdf/FY2023-42.pdf