オムロンは、バーコードから難読DPMコードまで調整レスで読み取れるハンディDPMコードリーダ「V460-H」を発売した。
コードの濃淡やサイズ、パーツ形状、表面状態、読み取り距離が変わると設定を変えないと安定的に読取るのは難しくなるが、同製品はオートフォーカスでサイズや種類、読み取り距離に応じて焦点距離や照明等を自動調整してからDPMやラベル上のコードを読み取るため、コードのサイズや表面材質、種類が違っても複数のコードリーダを用意する必要がなく、調整不要で1台で読み取り可能。平らな金属部品上のコードも極小コードも、光沢ラベル上のコード、奥深くの底にあるコードなどもトリガを引くだけで読み取り可能。インテリジェントプレゼンテーションモードを使うと、DPMやラベル上のコードを所定の位置に近づけると自動的に読み取りを開始してハンズフリー操作も可能。
IEC60068−2越えの落下試験をクリアし、保護構造IP65、ISO16750−5準拠の耐油性・耐薬品製の堅牢ボディで、産業用途で長期間使用でき、現場での粗雑な取扱いにも耐えられる。
https://www.fa.omron.co.jp/products/family/3913/feature.html