サンワテクノスは、仮想空間を活用したデジタルマニュファクチャリングを実現する「3D Connectシリーズ」の第1弾として、ARマーカーを利用したロボットソリューションパッケージ「AR^2System(エーアール・ツー・システム)」を発売した。
3D Connect シリーズは、ロボットSIerのエムテックと共同開発を行ったもので、三次元 CAD とロボットなどのモーションコントローラーをリアルタイムに連携操作させるプロセスシミュレーター「Planning Simulator」を使って、設計から動作までの各種機能を持ったモジュールを組合せたソリューション。
第一弾となる同パッケージは、ロボットに搭載したRGB-DカメラがARマーカーを読み取り、自動座標定位を行うことで高精度にロボットの相対的位置補正ができる。精度はARマーカーを中心とする500mm角以内領域で、XYZ座標誤差は1mm以内。
ARマーカーに動作条件(レシピ)を埋め込むことでロボットに判断選択をさせて動作を指示できる。ロボットジョブから撮像トリガーをONにできる。
用途は、半導体製造装置、ロボットマウンター、工作機械、車載、設備等の業界を想定している。
https://www.sunwa.co.jp/ir/library/pdf/2023/irinfopdf_20231030_5.pdf