シャトレーゼは、山形県寒河江市、鹿児島県鹿屋市、岡山県浅口市に新工場を建設する。
同社は店舗数の増加にともなう商品供給体制の強化に向けて工場の増設による生産能力の更なる拡大を検討し、旗艦工場がある山梨から配送距離のある地域を対象に3つの新工場を建設する。いずれも2024年内に稼働開始する予定。
山形県寒河江市の寒河江工場は、東北と北関東エリア供給分の生産とギフト商品の完全パッケージ箱詰め工場の役割を担う。ケーキやシュー、プリンなど洋生菓子と焼き菓子を作る生産棟と、完全パッケージ箱詰めをする物流棟で構成され、敷地面積は1万7166平方メートル、建物面積は生産棟が2326平方メートル、物流棟が2750平方メートル、延床面積は5077平方メートル。2024年5月に稼働開始する予定。
鹿児島県鹿屋市の鹿屋工場は、西日本供給分の生産とギフト商品の完全パッケージ箱詰め工場の役割を担う。2階建で2階はラスクやブッセ、サブレなど洋焼菓子の製造、1階は完全パッケージ箱詰めを行う。敷地面積は1万3201平方メートル、建物面積は1万0293平方メートルと2160平方メートル、延床面積は1万2453.87平方メートル。2024年9月に稼働開始予定。
岡山県浅口市の浅口工場は、関⻄、中国・四国地域への商品供給⽣産拠点とし、FC店118 店舗への和菓⼦の供給開始を⽪切りに、将来は洋⽣菓⼦の生産を追加する。 生産品目は、第1ステップとして大福や団子、おはぎなど和菓子を生産し、第2ステップとしてケーキやシュー、プリンなど洋生菓子を生産する。敷地面積は1万0460平方メートル、建物面積は1134平方メートル、延床面積は1564平方メートル。2024年4月に稼働開始を予定している。
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