横河電機とNTTコミュニケーションズは、共同開発してきた「共同利用型OTクラウドサービス」の第一弾として、横河電機のOpreX Asset Operations and Optimizationのラインアップで製薬業界向けMES「CIMVisionPharms(シムビジョンファームス)」のクラウド対応版を発売した。
CIMVisionPharmsは、PIC/SのGMPに準拠し、医薬品工場における製剤から包装までの秤量を含む各工程の製造実行管理を担う製造管理パッケージで、このほどNTTコムが提供している「Smart Data Platform」上に構築することにより、クラウドならではのシステムの柔軟性を付加しつつ、高いセキュリティ環境を実現した。クラウドに対応したことで事業所・工場内に設置されていたサーバの保守・運用業務から解放され、管理業務負荷の低減が可能。またサーバ基盤のリソース変更にも柔軟に対応でき、事業変化に素早く追従して運用コストの適正化も可能となる。サブスクリプション方式で提供し、コストはCAPEXからOPEXとなり初期コストを削減にもつながる。
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