アライドテレシスは、産業用メディアコンバーター「IMC2000シリーズ」について、動作温度-40~70℃や保護等級IP30に適合したPoE+対応のスイッチタイプメディア&レートコンバーター「AT-IMC2000TP/SP」を発売した。
同製品は、10/100/1000Mbps対応のスイッチタイプ(速度変換型)のメディア&レートコンバーター。動作温度-40~70℃、保護等級IP30に適合し、熱源近くや冷蔵施設、空調管理が無い過酷な環境に導入でき、SFPモジュールを差し替えることで最長40kmの長距離接続に対応し、工場内や本社と工場の建物間、商業施設の駐車場などの長距離接続の利用に最適。
最大30Wの給電が可能なPoE+に対応し、無線LANアクセスポイントやIPカメラ、VoIP端末などの遠隔地にある機器へも給電が可能。また光ファイバーがリンクダウンした際にPoEポートを無効化して無線LANアクセスポイントなどのPoEデバイスへの給電を自動的に停止する「リモートPoEコントロール機能」を搭載。ネットワークが停止した場合にも自動的にPoEデバイスへの給電が停止し、管理者が直接PoE給電を停止するためにデバイスが設置された場所に赴く必要がなくなる。
また「スマートミッシングリンク機能」により、一方のポートのリンクが切断されると、対向機器ポートのリンクも自動的に切断。LED表示で状態を確認でき、障害の切り分け作業に利用できる。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/convert/imc2000/catalog.html