タカラバイオは、滋賀県草津市にmRNAワクチン原薬やmRNA製造用酵素等の部素材を製造する新施設である「遺伝子・細胞プロセシングセンター3号棟」を建設する。
同施設は、デュアルユース型施設として、感染症パンデミック発生時(有事)には、国の指示に基づきウイルスベクターワクチン原薬、mRNAワクチン原薬およびmRNA製造用酵素等の部素材を製造し、平時には、遺伝子治療用ベクター、核酸医薬品等を製造するCDMO事業に加え、遺伝子治療薬の製造補助剤(Ancillary Materials)等の製造や再生・細胞医療・遺伝子治療に関連する自社の創薬事業を行う予定。
建屋は地上7階免震構造で、建設面積は2650平方メートル、延床面積は1万6400平方メートル。2024年に着工し、2027年に竣工予定。
https://ir.takara-bio.co.jp/ja/news_all/news_Release/newsr_23m1005tb916_akpr.html