オートリブは、日本での生産拠点・開発拠点の最適化と生産能力を増強するため、中部地域の新たな拠点として愛知県知多市北浜町に新しい事業所を開設する。
同社は、日本の自動車メーカーに向けてエアバッグ、シートベルト、ステアリングホイール(ハンドル)などの自動車安全部品の開発、生産、販売を行なっているメーカー。新工場は、インダストリー4.0の考え方に基づくオートメーション化を取り入れることに加え、サステナビリティの観点から100%再生可能エネルギーを利用した事業所となる。また従業員の働きやすい環境づくりに向け、食堂やグリーンエリア等の施設を充実させ、仕事内容に合わせて最適な環境を選ぶABW(Activity Based Working)を導入する。敷地面積は、約5万3000平方メートル。(同社筑波事業所の約1.3倍)。
2022年7月に着工し、2023年7月竣工予定。2023年第3四半期中の稼働開始を予定し、新事業所の開設に合わせて厚木事業所は2023年末に、愛知事業所は2024年4月に閉鎖となる予定。
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