大阪ソーダは、松山工場 (愛媛県松山市北吉田町) にシリカゲル製造設備を新設する。
同社は、医薬品精製用シリカゲルと医薬品原薬中間体を中心とするヘルスケア事業で、2030年度に収益規模を2倍へ拡大する構想を立てており、今年3月には医薬品原薬中間体の新製造設備を稼働を開始するなど、松山工場をヘルスケア事業の重要拠点と位置づけている。今回の製造拠点開設により、製造能力を現有の1.5倍に拡大するだけでなく、BCPの観点から現在生産を行っている尼崎工場との製造拠点の分散化を図る。
新工場は延床面積は2400平方メートルの4階建て。投資額は約30億円。2024年内に完工予定。
https://www.osaka-soda.co.jp/ja/release/index/index-4943053239261779587.html