
マニーは、医療機器事業のグローバルでの拡大と生産性向上を目的として、栃木県高根沢町に新工場を建設する。
スマートファクトリーを目指す新工場は、新製品と新生産プロセスの量産化技術の確立とその後の海外展開を見据えた最初の「パイロット工場」としての位置付け。ニッケルチタンファイル「JIZAI」の量産から開始し、その後硝子体鑷子、眼科ナイフ、ダイヤバー等のデンタル/サージカル関連製品の量産を想定している。日本国内に新たに製造拠点を設けることで、これまでの課題であったベトナム工場一極集中リスクを低減する。また環境に配慮した生産活動を推進し、自然エネルギーの活用を進めることで地域社会への貢献を目指す。
新工場の敷地面積は約28万7000平方メートル、建屋面積は約1万6300平方メートル、実効構内は約1万5600平方メートル、生産・共用エリアは1万1150平方メートル。構内機械室590平方メートル、物流センター3860平方メートル。投資金額は95億円。2023 年 10 月着工、2025 年 1 月竣工予定。