安川電機は、同社が提案する「自律分散型セル」の構築を目的としたエンジニアリングツール「YASKAWA Cell Simulator」の販売を開始した。
このツールは、生産設備の設計から立ち上げ、セル全体の動作確認・動作分析と再設計までを、バーチャル環境を活用して一気通貫でエンジニアリングすることが可能。特に、生産準備段階では「工数削減、設定・調整作業の容易化、設備導入のリードタイム短縮」、稼働段階は「稼働率向上、メンテナンス停止時間の削減、段替えの容易化」と「新品種追加・変更や装置構成の変更などによるセル再設計の対応力強化」に効果を発揮する。