シュナイダーエレクトリックは、産業OTのサイバーセキュリティリスクの高まりに対し、OT環境でのサイバー攻撃のリスク監視と対応を請け負う「マネージドセキュリティーサービス」の提供を開始する。
IT環境のサイバーセキュリティ監視・対応は自社内や外部サービスで専門組織SoC(セキュリティオペレーションセンター)により広く行われているのに対し、OT環境は産業用機器でシステムが構築され、OTの専門知識も必要なため、SoCを担える人材・組織は内外で不足している。
それに対し同サービスは、同社が自社工場で実証済みの技術やプロセス、人材や経験ノウハウを提供し、産業セキュリティのリスク回避をサポートするもので、自社のサイバーセキュリティ監視・対応を担っている専門組織「サイバーセキュリティーコネクテッドサービスハブ(CCSH)」を活用し、顧客に変わってOT環境の脅威を監視・対応しサポートを行う。世界で認識・公開されている最新の脆弱性情報やサイバーリスクを監視し、OT環境のネットワークとシステム、データ等を保護する。
日本では2025年までに100拠点への導入を目指す。
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