東芝産業機器システムは、コイルに発生する磁束のみで回転し、高効率運転ができ、IE5工率を実現した「シンクロナスリラクタンスモータ(SynRM)」を発売した。
同製品は、ロータ部分(回転子)に磁石(レアアース)を使用せずにコイルに発生する磁束のみで回転するモータで、二次電流による損失が発生せず、より高効率な運転が可能。モータとして最高レベルのIE5工率を実現し、IE3から35%損失を低減。磁石レスで回転する構造なので、レアアースを使用せず、省資源化にも貢献。
標準枠番の三相誘導モータと取り合い寸法が同一で互換性があり、置き換えも容易。インバータと組み合わせて使うことで高度な運転が可能になる。
https://www.toshiba-tips.co.jp/news/products/motor/20231030.html