三菱電機は、防衛装備品の開発・生産を行う鎌倉製作所(神奈川県鎌倉市)と同製作所 郡山工場(福島県郡山市)、電子通信システム製作所(兵庫県尼崎市)に計約220億円を投資し、新生産棟(計8棟)を建設する。2025年4月から順次竣工し、防衛装備品の開発・生産体制を整備していく。
新生産棟では、生産工程の自動化拡大、AMR活用による物流効率化などにより、高品質・高効率な生産を実現する。3D データやBOM情報を中心としたECM基盤を構築し、IoT を活用したものづくり DX を推進し、拠点間の連携強化を図る。また、CO2 排出量削減の取り組みにより、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する次世代
工場を目指す。
鎌倉製作所の建築面積は、合計約6040平方メートル、延べ床面積は約3万0400平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、地上6階建2棟の地上5階建1棟合計3棟。2026年3月から順次竣工。
郡山工場の建築面積は、合計約9300平方メートル、延べ床面積は約2万1900平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、地上3階建2棟の地上2階建2棟 合計4棟。2025年4月から順次竣工。
電子通信システム製作所の建築面積は、約3600平方メートル、延べ床面積は約2万5200平方メートル。鉄骨造 地上7階建1棟。2026年12月竣工。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2023/pdf/1025-b.pdf