東芝と東芝インフラシステムズは、電波マップに基づきロボットの移動経路を制御する技術を世界で初めて開発し、ローカル5Gを活用したサーバー集約型技術で移動ロボット群のリアルタイム制御に成功した。
ロボットの「頭脳」にあたる機能はサーバー側に集約し、ロボット本体は「運ぶ」機能に絞ることで、ロボット1台当たりのコストと消費電力を低減。これにより中・大規模の物流倉庫や工場などの自動搬送システムの導入コストを約10%低減し、ロボットの消費電力も約14%低減され稼働率が約16%向上する見込み。
さらに、複数の同種類・同サイズのロボットが協調して一つの荷物を挟みこみ搬送する協調搬送技術も開発し、搬送する荷物の大きさ・重さに応じて、異なる種類・サイズのロボットを導入する必要がなく、自動搬送システムの導入コストをさらに低減できる。
https://www.global.toshiba/jp/technology/corporate/rdc/rd/topics/23/2311-01.html