オプテックス・エフエーは、12月6日~8日までパシフィコ横浜で開催された「国際画像機器展2023」に出展、同期間に開催された「シーシーエス マシンビジョンソリューションEXPO2023in横浜」の会場と通信回線で接続し、画像処理用照明のリモートアクセスソリューションを実機展示した。
展示では、センシング対応コントローラOPPXシリーズを両会場に設置、IoTゲートウェイを用いて双方向にアクセスすることで、照明の状態監視やパラメータ変更ができることを実演。クリーンルーム内や遠隔地など、エンジニアが現場に行きにくい場合での初期対応の迅速化や、装置立ち上げ時の微調整などに有益であることを、わかりやすく紹介した。また、両展示会場では画像処理に関する新製品、新技術も幅広く展示。国際画像機器展では「防水・防塵対応」「高輝度センシング」などの特長を備えたバー照明、多機能LED照明コントローラ、グループ会社であるミツテック社の多軸制御と画像合成を搭載した高速外観検査プラットフォームなどを紹介した。また、マシンビジョンソリューションEXPOではシーシーエス社製品を中心に、異物検出や微妙な色選別など、通常では捉えることが難しかった検査を可能にする「マルチバンド照明」他、40点以上の画像処理ソリューションを展示。画像処理関連のセミナー、外観検査の課題解決に取り組むパートナー企業11社の出展とあわせ、来場者の課題解決に資する情報が提供された。