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2024年3月期の売り上げは、100億円を確保するためにいま頑張っているところだ。前年度は136億円と約30%売り上げが伸びたが、今年度は円安の追い風の恩恵を受けている海外売りに対し、国内向けの販売は厳しい。上期の4-6月に対し、7-9月が厳しくなっている。その大きな要因は中国市場の変調だ。不動産不況で建設だけでなく、建物が建たないことで家電製品が売れず、当社の主要販売先であるテレビやエアコン向けのアルミ加工品や端子台、スイッチなどを販売に大きな影響が出ている。堅調な動きの業務用テレビや今後の冬用エアコン需要に期待をしているところだ。
23年8月にタイ工場の第2期工事が完了した。2階建て床面積7000平方㍍の規模で、現在の約3倍の広さになる。タイ工場では端子台を中心に、電源スイッチの生産を行っている。今後、BCP対応も考えDIPスイッチの移管も行う。また、将来の拡張を見込んでタイ工場の隣地1万1000平方㍍の用地も昨年末に購入しており、現在の敷地と合わせると約2倍の2万4500平方㍍になる。今後、従業員の通勤用駐車スペースも必要になることが予想され、土地価格の上昇する前の先行手配だ。同時に、「チャイナプラスビッグワン」地域として、中国から当南アジアに生産を移していくための重要拠点となる。さらに、今後の為替対策や人手不足などを考慮して、日本国内への生産回帰も検討課題として考えていく必要もある。
24年度は電子部品事業でコンスタントに100億円の売り上げを確保できるような施策で取り組む。富士通コンポーネントから事業譲渡を受けたコネクタの生産を22年から生産を開始しているが、当社のものづくり力が活かせることで、新たな展開につながっている。今年も引き続きこうしたものづくりを支援できるような案件に対しては積極的に投資していく。加えて、25年度からの次期中期経営計画を見据え、しっかりと事業継続していけるロードマップをつくりたい。
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