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2023年5月期の売り上げは前年同期比約18%アップし、2年連続で過去最高を更新するとともに、営業利益率も2桁を確保できた。社員の頑張りに応えて昨年、大幅な昇給を行った。
今年度に入っても大型のトランスを中心に堅調な受注が入っている。大型トランスが好調な背景には、店舗やコンビニなどで使う電力にPV(太陽光発電)を活用しようとする取り組みがある。PVと大型蓄電池を組み合わせ使用することで、余剰電力を活用でき、ゼロカーボン社会への貢献につながる。
こうした旺盛な大型トランスの需要増に対応するために、昨年から堺工場の拡張と生産設備の増強を進めてきていたが、昨年12月からは工場の2階をさらに約180坪まで広げる工事を開始した。新たに巻き線機械と反転機械の台数を増やす予定で、さらなる生産能力増強とコストダウン対策を進める。
今年は2つの新製品を発売する予定で開発を進めている。ひとつはアモルファストランスの生産開始だ。珪素鋼板の代わりにアモルファスを使うことで、エネルギー消費ロスを最小限に抑えられ、待機電力も大幅に減らすことが可能になる。素材メーカーとタイアップして取り組んでおり、今年2、3月には販売を開始できる予定。
また、トランスの鉄芯にユニコアーを採用した製品開発も進めている。ユニコアーは、よく使われている積み鉄芯に比べ接合面が少なくなることで電力効率が良くなり、形状も少し小さくできる。
2024年5月期の売り上げは、小型の制御関係向けのトランス需要が停滞しているものの、大型トランスの需要が好調なことで全体を引っ張っており、また中部地区での新規開拓や、関西地区の営業力強化の成果がでてきていることから、何とか前年度実績をクリアできるように取り組んでいきたい。
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