
世界最大級のBtoB専門展示会であるハノーバーメッセ2024が、4月22日から26日にドイツ・ハノーバーのハノーバー国際見本市会場で開催される。今回のテーマは「Energizing a Sustainable Industry(持続可能な産業の活性化)」とし、カーボンニュートラルや競争力向上、繁栄促進などの課題に対して、オートメーションやAI、再生可能エネルギーなどの活用法を提案する。
ハノーバーメッセは毎年4月後半に行われている世界最大規模の国際産業見本市で、フューチャーハブ、機械部品、オートメーション&モーションドライブ、エネルギー、デジタルエコシステム、国際ビジネスの6つの展示エリアに分かれ、今年度は世界60カ国から4000社以上の企業・団体が出展する予定。シーメンスをはじめ、ドイツ、ヨーロッパの主要な産業プレイヤーやアマゾンウェブサービスやグーグルクラウド、マイクロソフト、SAPなどIT・デジタルのプレイヤーも一堂に会し、インダストリー4.0など産業界の最新トレンドが発信される重要イベントとなっている。
毎回、1カ国がパートナーカントリーとなって会場を盛り上げるが、今回はノルウェーがパートナーカントリーに選ばれた。ノルウェーは国を挙げて環境対策に熱心で、洋上風力発電などでも存在感を発揮しており、会場ではグリーン産業やネットゼロなどへの提案を行う。