因幡電機産業は、顧客の現場の設備を改造せずIoT化できるEnOcean無線の送受信・中継ツール「I/Oホッパー(NE-HP001A)」を発売した。
同社はFA業界向けに、積層表示灯に後付けでIoT化し、稼動監視等の装置の見える化を実現するEnOcean 無線製品「シグナルウォッチャー」を発売しており、通信距離を延長したいという顧客の要望が多かったため、EnOcean通信の中継機能を持ち、さらに新たな機能を有した製品として開発。は、表示灯の状態を読み取ったシグナルウォッチャーからの信号を受信し、点灯状態を離れた場所にある表示灯へミラー出力(複製)するミラーリング(Mirroring)機能をはじめ、I/Oキャッチャーなど各種センサのデジタル入力信号を無線化し、さらに無線情報をEnOceanゲートウェイで受信してModbusで上位へ出力できる「無線化(Wirelessization)機能」、EnOcean送受信機間の距離が遠い、または通信が安定しない場合に通信パケットをリピートする中継機(Repeater)機能を備えている。
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