東和薬品は、山形県上山市の山形工場で進めていた生産能力増強の建設工事が完了し、年間175 億錠の生産能力に向けた生産体制(建屋能力)を構築した。
ジェネリック医薬品の安定供給に向け、2021年から山形工場の生産体制を年間65億錠から年間100億錠へ増強する工事を進め、今回の工事完了により同社の生産能力は大阪工場25億錠、岡山工場50億錠、山形工場100億錠の計175億錠となった。
新たな建屋の第三固形製剤棟は、S造5階建て、延床面積は2万9574平方メートル、建築面積は6276平方メートル。年間35億錠を生産でき、2024年4月から稼働を開始する。第二無菌製剤棟は、S造4階建て、延床面積は1万7160平方メートル、建築面積は4379平方メートル。年間でバイアル550万本を生産でき、2025年4月の稼働開始を予定している。総投資額は合計で549億円。
東和薬品、ジェネリック医薬品製造の山形工場の生産能力を増強
- 2024年1月27日
- 工場・設備投資
- 2024年1月24日号, ジェネリック, 東和薬品
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