レトロフィットIoTツール
因幡電機産業は、「スマートファクトリーの実現をサポート」をテーマにロボット・AMR、画像処理、IoT・DXなど幅広く展示。注目は同社オリジナル新製品「I/Oホッパー」。EnOcean無線を活用した送受信・中継ツールで、設備改造なしでIoTを実現できるため、レトロフィットに最適。例えば表示灯の状態を読み取れる「シグナルウォッチャー」からの信号を受信し「離れた場所にある表示灯へ点灯状態をプログラムレスでミラー出力する」、各種センサの入力信号を信号線にクランプして出力できる「I/Oキャッチャー」と組み合わせ、「対象機器のデジタル出力(ON/OFF状態)を無線伝送する」などを簡単に実現。さらに、無線情報を「EnOceanゲートウェイ」で受信し、Modbusで上位へ出力することも可能。送受信機間の距離が遠い場合や、通信が不安定な場合でも中継器として通信パケットを選択リピートし、安定通信もできる。そのほか、AMRの上に協働ロボットを搭載した「モバイルマニピュレータ」、3次元測定、AI検査システム、ワークの位置監視システムなどを組み合わせ、ピッキング、搬送、検査までの一連の自動化も提案する。
https://www.inaba.co.jp/ourbusiness/industrial/original/iohopper/