
餃子の皮や外食チェーンを展開する井辻グループで食品製造と中食関連事業を展開する井辻食産は、本社と工場を安芸高田市八千代町土師67―2へ移転した。
新工場では、現在の生産体制に加え、餃子皮の生産を2ライン増設し、圧延ロールの数を増やし、さらなる品質向上を実現する。現在の1.5倍の増産体制を構築後、さらなる増産計画を推進。米粉製品(餃子皮・春巻皮・麺など)の生産強化、自家製麺の製造、グルテンフリー市場、海外市場に向けた商品開発なども進める。またSDGs推進として太陽光発電システム導入設置し、使用電力の1/4を自社電力で賄う予定。生地粉砕機の新規導入で歩留まり(ロス率)を低減する。
そのほか小麦粉工場と米粉工場をそれぞれ独立させることで、アレルゲン物質の交差汚染がない工場を実現している。
敷地面積約2800坪(9240平方メートル)の鉄骨造2階建て、延床面積約900坪(2970平方メートル)