オムロンは、2024年3月期第3四半期決算を発表し、売上高は前年度比4.7%減の6079億8500万円、営業利益は63.5%減の265億7200万円、純利益は84.5%減の78億4900万円の減収減益となった。ヘルスケア事業は血圧計需要が欧州などで回復、社会システム事業は再生可能エネルギー需要が拡大し好調に推移したが、制御機器事業がグローバルで製造業における設備投資需要の低迷が継続し、販売代理店における在庫調整の影響を受けて大きく減少。電子部品事業も民生業界向けの需要低迷が継続して大きく減少した。
これにともない通期見通しを下方修正し、売上高は8100億円(前回見通しからマイナス400億円)、営業利益は240億円(マイナス250億円)、純利益は15億円(マイナス165億円)とした。
オムロン、2023年4月期第3四半期決算 減収減益 制御機器事業の低迷が大きく響く
- 2024年2月18日
- 決算・業績
- 2024年2月14日号, オムロン
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