三菱電機は、デジタルマニュファクチャリングを実現するソリューションソフトウェア群のひとつとして、大規模装置や生産ライン等の制御システムをまるごとシミュレーションできる「MELSOFT Mirror」を発売開始した。
同製品は、実機不要・物理的な接続作業をせずに最大50台のユニットからなる大規模な装置の制御ロジックのシミュレーションができるロジックシミュレータ。サーバーに仮装装置を置き、工場やリモートワーク先から複数人がブラウザ経由でアクセスし、制御機器と制御ネットワークをまるごとシミュレーションでき、開発工程のフロントローディング化を実現し、早期立ち上げを可能にする。
3Dシミュレータ「MELSOFT Gemini」と連動させることで、制御プログラムの実行結果を3Dで可視化し、ラインや装置全体の動作を検証可能。ロジックシミュレータだけでは気づきにくいメカの干渉などもチェックして事前に潰せるため、立ち上げ時の現地調整の工数なども削減できる。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/software/simulation-tools/mirror/index.html