三菱電機とNTT東日本、IOWNを活用した産業用ロボットの遠隔研修の実現性を実証

三菱電機とNTT東日本は、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network、アイオン)におけるオール・フォトニクス・ネットワークを活用したユースケース創出に向けて、三菱電機の産業用ロボットと APN プロトタイプ機を接続することで、産業用ロボットの遠隔研修の実現に向けた共同実証を行った。APNの特徴である「低遅延性」「ゆらぎゼロ」を活かし、物理的に離れた環境を1つの環境のように統合し、IOWN APN 関連技術である「低遅延映像処理技術」を活用して通常の対面研修と同様の操作性を実現した。
これにより、オフライン(直接操作)と変わらない操作性を実現し、両社は実証で得られた知見を活かし、産業用ロボットの遠隔研修に向けた他の課題抽出を進める。また将来的には、遠隔研修以外の活用例として「ティーチングトレーニングの遠隔ジム」などロボットエンジニア初心者がティーチングスキルを磨く場を提供する新たなビジネスモデルの検討を進める。
IOWN (アイオン)は、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2024/0124.pdf

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