パナソニック空質空調社は、マレーシアのパナソニックAPエアコンR&Dマレーシアに建設した新棟が稼働。同社初の「温水・空調同時マルチ実験室」など最新鋭の設備を導入し、ASEANや欧州を中心としたグローバル向けに、空調機器の開発リードタイムを短縮、現地ニーズに合わせた開発を加速させる。
新棟は3階建で延床面積は1万900平方メートル。3階に将来の増員に備えたオフィスを構え、1階から2階は様々な実験室を設置している。これまでA2Wや水循環型空調などの水を使う機器の計測は外部機関で行っていたが、新棟では初めて水の給排水設備を備えた半無響電波暗室を設置。社内で迅速に検証できる体制を整え、開発スピードを加速させる。
パナソニック、マレーシアの空調空質のR&D新棟が稼働
- 2024年2月15日
- 工場・設備投資
- 2024年2月14日号, パナソニックAPエアコンR&Dマレーシア, パナソニック空質空調社
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています