東洋刃物、宮城県富谷市の富谷工場MS棟が竣工 EV用Li電池用刃物を増産

東洋刃物は、事業製品の中核である情報産業用刃物(MS)の増産に向けて、宮城県富谷市の本社敷地内に、新棟を建設した。
MSは、EV用Liイオン電池の製造や、コンデンサ、液晶ディスプレイなどに使われる電子材料の加工、5G 通信等で増え続ける記録メディアや機能性フィルムの加工にも使用される工業用刃物。MS棟は、鉄骨造一部2階建てで、延べ床面積は4355平方メートル、敷地面積は、9万2644平方メートル。今年5月の着工。新規設備を導入し、別工場からも設備を移設し、2023年12月下旬から順次、稼働させていく計画。投資額は11億円。

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