品質保証から物流タスク、キオスクシステムまで、すぐ利用できる最適なフォーカス画像情報を活用して、最適な決定を行い、ミスを防ぎ、作業プロセスをスピードアップでき、頻繁にリフォーカスが必要な場合は、消費者向けの Web カメラが最適だ。それに対し産業用途では、操作が簡単なだけでなく、丈夫さと耐用性も要求される。
そこで、IDS Imaging Development Systems GmbH は コンパクトなオートフォーカスカメラ uEye XC を開発。USB3 Vision に加え、産業用途向けの信頼性の高い Web カメラとして UVC プロトコルも選択できるようになった。
この実用的なカメラには、13 MP onsemi センサーが搭載され、次の 2 種類のプロトコルから選べ、プラグラム可能かつカスタマイズ可能な USB3 Vision モデルまたは UVC 対応のモデルとなっている。UVCは、USB Video Class の略で、カメラにケーブルを接続するだけで設定や操作が可能。物体との距離が常に変化する場合でも、高解像の詳細な画像やビデオがダイレクトに提供される。これにより、可能な限り少ない労力で高速な画像キャプチャが必要な用途に最適。
また、カメラには、デジタルズーム、自動ホワイトバランス、色補正機能が搭載され、コンベアベルト上の物体、小包のバーコード、ラベルを認識するために必要となる。消費者向け Web カメラとは異なり、uEye XC オートフォーカメラは産業用途専用に設計されており、軽量なマグネシウム製ハウジングと 32 x 61 x 19 mm (幅 x 高さ x 奥行) のコンパクトなサイズにより、画像処理システムに簡単に統合できる。すばやく交換できるマクロレンズ(オプション)を利用すると、カメラと物体との最小距離を短縮でき、品質管理などの接写用途に最適。