IDSイメージングは、ローリングシャッターセンサー onsemi AR2020 を搭載することで、onsemi AR1820 の技術的な後継品をポートフォリオに加え、同センサーを搭載した産業用カメラ市場における初のメーカーとなった。20 MP のセンサーは 5K UHD という解像度を実現し、どれほど微細な箇所でも確実に見えるようにする。表面検査や品質管理、ラボ分析などの用途に活用できる。このセンサーはコンパクトな uEye+ XCP カメラの形で登場した。
この製品ラインの特徴は、コンパクトなデザイン、密閉されたハウジング (29 x 29 x 17 mm)、便利な
USB3 インターフェース。IDSの低コスト製品シリーズの一部で、低コスト製品シリーズには他にuEye+ XLS ボードレベルカメラも含まれている。新しいセンサーを小型 uEye+ XLS モデル(29 x 29 x 7 mm) へ搭載することもすでに準備されている。
IDS では onsemi AR2020 をカラーバージョンとモノクロバージョンで用意。モノクロバージョンは、可能な限り高い感度が必要とされる、低照度用途や顕微鏡に適している。onsemi AR1820 と比べ、新センサーは対角線が長く、解像度が向上 (5136 x 3856 ピクセル)。フレームレートは 15 fpsで、品質管理などの要件の厳しい多数の用途を実現できる。
1920×1080ピクセルのFullHDモードでは、27fpsのライブ動画が可能。大型ピクセル (1.4 μm) により、レ
ンズの選択肢も増える。これにより手頃なシステム価格を実現する。
IDSイメージング、小型の uEye+ XCP カメラで 5K UHD 解像度を実現
- 2024年2月11日
- 新製品/サービス
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