アイカ工業は、約7.7億円を投じて茨城県古河市大和田の茨城工場内に新工場棟を建設し、高級人造石「フィオレストーン」の加工ラインを増設する。稼働開始は2024年秋を予定しており、生産能力は現状の約1.5倍に向上する。
世界的に良質な大理石が入手困難となる中、インテリア業界では、天然水晶に樹脂などを配合して成形した高級人造石の需要が拡大している。旺盛な高級マンション需要の継続、洗面などへの用途の拡大、インバウンド回復によるホテル需要の伸長によって高級人造石市場は成長を続け、フィオレストーンのさらなる売上拡大が見込まれることから、約7.7億円を投じて既存工場棟の隣に新工場棟を建設し、加工ラインを増設する。稼働開始は2024年10月を予定しており、カウンター加工品の生産能力は現状の約1.5倍に向上する。
アイカ工業、茨城県古河市の茨城工場内に高級人造石の加工ラインを増設
- 2024年2月17日
- 工場・設備投資
- 2024年2月14日号, アイカ工業, フィオレストーン, 高級人造石
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