ヒロセ電機は、モーターの配線作業性を改善するレバーロック式のインタフェースコネクタ「MT」シリーズを発売した。
これまでロボットの駆動部に使われるモータは電源、信号、ブレーキ接続と用途別に配線する必要があり、従来型のコネクタはインタフェース部の面積を広く占有して小型化の妨げになっていたことに加え、ねじで留めるタイプが多く配線作業に時間がかかり、緩みによる防水性能の不具合の恐れがあった。
これに対し同製品は、レバーロックを倒すだけでかん合作業が完了し、配線作業を効率化できるレバーロック式のインタフェースコネクタ。電源・信号・ブレーキを複合にすることでモーター接続部の占有面積を省スペース化し、機器を小型化。ねじを使わないため緩む心配がなく、かん合状態でIP67の防水性能を確実に維持。安全規格(UL、CSA、TÜV)に対応している。
https://www.hirose.com/corporate/ja/additional/pressreleases/MT_202312.html