東芝インフラシステムズは、長期供給と長期保守、頑健性などの特長を継承しながら高速処理・大容量化、機能性を強化したラックマウント型産業用コンピュータの新製品「FR2100TX model 700」を発売した。
同製品は、24時間連続稼働を前提とした設計と製品の長期供給といった産業用コンピュータの特長を保ちながら、第10世代Intel XeonプロセッサW-1270TEを採用し、従来機種に比べて処理能力が2倍以上向上。メインメモリとして最新のDDR4 SDRAMを採用し、最大32ギガバイトまで搭載可能で高いパフォーマンスを発揮。シングルビットエラーの検出・訂正を行うECC機能を搭載しシステムの安定稼働を可能とし、エッジコンピューティングなどの大規模データを扱う使い方に最適なデバイスとなっている。
Ethernetインタフェースを4ポート標準搭載し多様な機器との接続性を強化しながら、レガシーハードウェアとソフトウェアの継承にも対応し、RS-232Cインタフェースを2ポート標準搭載し、拡張スロットもPCIe(2スロット)に加え、PCI(2スロット)を搭載し、既存のハードウェア資産を有効活用できる。対応OSもバージョン固定の長期サポートOSであるWindows10 IoT Enterpriseをはじめ、Windows Server IoT、MIRACLE LINUXをサポートし、システムの長期運用ができ、各種産業用分野や社会インフラシステム、産業用組込み装置など幅広い分野での安定した運用に最適。
長期安定供給、長期保守サービスにより、販売開始後5年間(2029年1月まで)、同一機種の製品供給を行い、販売終了後さらに継続して7年間(2036年1月まで)の保守サービスも実施。保守対応期間の3年延長の有償オプションを使うことで最大10年間(2039年1月まで)の保守サービスも可能となっている。
https://www.global.toshiba/jp/news/infrastructure/2024/01/news-20240131-01.html