
松浦機械製作所は、製造拠点の一つである福井県越前市の武生工場を拡張し、2025年1月から統合した組立拠点の稼働を開始する。2024年12月に完成予定。
現在、同社は福井市にある本社工場と越前市にある武生工場の二拠点で機械組立とスピンドル組立を行っており、機械組立は今回建設する新工場棟に本社工場の組立部門を移管し、組立拠点を一箇所に統合する。拡大したスペースの活用で、マシニングセンタの20%増産を可能にし、リードタイムも短縮する。本社・武生両工場のスピンドル組立も同時に建設する武生新スピンドル棟に集約し、スピンドル組立・試運転・ヘッド組立など製造工程フローを効率化したレイアウトにすることで生産数増加と柔軟な供給体制を構築する。
また職人の技能伝承と働きがいのある職場両立に向け、統合した組立工場で体系的な技能教育に取り組み、厚生棟にはカフェ風食堂を開設するなど福利厚生施設を充実させる。
カーボンニュートラルに向けても、使用電力に再生可能エネルギーを活用した電気を2024年12月から導入し、CO2排出量の実質100%削減を目指す。
新工場の敷地面積は4万8059平方メートル、延床面積 は2万3662平方メートル(新工場棟、スピンドル・厚生棟の増築面積は8531平方メートル)。5軸マシニングセンタ、横形マシニングセンタ、立形マシニングセンタを生産し、月産台数は20%増加の40台。投資金額は約28億円。