中外製薬は、グループ会社の中外製薬工業の浮間工場(東京都北区)で、第III相臨床試験から初期商用までのバイオ原薬の製造を担うバイオ原薬製造棟「UK3」の生産能力増強と脱フロンに向けて総額200億円規模の設備投資を行う。
今回の設備投資は、UK3の生産能力を約3倍に増強し、バイオ原薬の供給スピード・フレキシビリティを向上させ、自社創製品の高速上市を進める。また環境対策として脱フロンを実現する各種設備更新も行い、中期環境目標2030で掲げるフロンゼロの達成に向けた取り組みを推進する。
浮間事業所の敷地面積は、5万4958平方メートル。バイオ原薬製造棟(UK3)の 総投資額は203億円。 2026年5月棟内工事開始。 2027年6月製造再開。
https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20231219170000_1354.html