ダイトは、富山県富山市八日町に建設していた、医薬品製剤の製造の第十製剤棟が竣工した。
同社は、ジェネリック医薬品の製造販売量の増加や安定供給、大手メーカーからの新薬・⾧期収載品の国内外向け製造受託、一般用医薬品の開発~製造受託など、全方位ビジネスの案件増加を受け、既存保有設備の稼働率が上昇しており、新たに第十製剤棟を新設することにより生産設備の増強を図る。
新棟は、鉄骨造6階建て、建築面積 約2878平方メートル、延べ床面積は約1万111平方メートルで、併設自動倉庫の床面積を含めると、同社過去最大の工場となる。生産設備を配置できる全5フロアに製造機器を実装した場合、当社本社工場における製剤生産能力は、最大 30%程度(10億錠)のアップが可能となり、本工場併設の自動倉庫は、約 3100 パレットの保管能力を有し、将来の増産にも対応可能。
2022年9月に着工し、2023年12月竣工。商用生産は2024年8月に開始する予定。
ダイト、富山県富山市八日町に医薬品製剤の製造の第十製剤棟が竣工
- 2024年3月1日
- 工場・設備投資
- 2024年2月28日号, ジェネリック医薬品, ダイト
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