安川電機、JA全農と協業開発のきゅうり葉かきロボットが本格導入フェーズへ

安川電機は、JA全農(全国農業協同組合連合会)と協業して進めてきた「きゅうりの葉かき作業の自動化」の実証の成果が上々だったことを受け、現地での本格的な導入フェーズに移行することとなった。
今回のきゅうりの葉かき作業の自動化は、きゅうりが成長する過程で下にある古い葉が栄養を奪ってしまうため、それを取り除く作業の自動化を目指すもの。2023年度には農業現場で葉かき作業ロボットの検証機を使って長期的実証を行い、人手に変わるロボットの導入効果を確認し、葉かき率が安定的に7割程度の成果を得た。またきゅうり収穫の自動化も検討。2024年度には、実証農場でロボットシステムの作り込みを進めると同時に、新たな取り組みとしてトマトやなすなどの他の作物への水平展開も視野にいれながら進めていく計画としている。
同社とJA全農は、2018年12月から「日本の農業の発展と 日本の食と農の国際競争力強化に貢献することを目的」として業務提携し、畜産と農業生産、流通販売の3分野で自動化技術の可能性の検討を進めている。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG