ダイヘン、系統用蓄電池向けユニット型パワーコンディショナ開発

ダイヘンは、系統用蓄電池向けユニット型パワーコンディショナ」を開発し、蓄電池設備・変圧器・連系設備に組み合わせ、EMSも搭載した系統蓄電池向け「大容量蓄電池パッケージ」として販売していく。
再生可能エネルギーの導入拡大・主力電源化が推進されるなか、需給バランスの変動に対応できる調整力として系統用蓄電池への期待が高まっているが、系統用蓄電池は大規模化の傾向があり、設置用のスペース確保の難しさが課題となっている。
それに対し同製品は、1500V対応の高エネルギー密度タイプの蓄電池に接続可能なユニット型パワコンで、高電圧対応によって蓄電池設備とパワコン、変圧器の設置台数を大幅に低減でき、約40%の設置面積削減が可能。余剰地に蓄電池設備を追加して蓄電能力を向上させ電力売買による事業収益のアップも可能となる。また仮に一部のユニットに不具合が生じてもその部分を切り離して運転を継続することもできる。
独自のエネルギーマネジメントシステム「Synergy Link」搭載し、高速・高精度の充放電制御で市場取引システムと連携して卸電力取引市場・需給調整市場・容量市場など様々な電力取引市場に対応。高コストな中央監視型制御装置がいらず、導入・改修・増設にかかる手間とコストを大幅に削減できる。

https://www.daihen.co.jp/newinfo_2024/news_2402_ele01.html

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