明治は、中国・広州で牛乳とヨーグルトなど乳製品と菓子を1カ所で生産するグループ初の複合工場が稼働を開始した。
新工場となる明治食品(広州)有限公司は、同社と100%子会社の明治(中国)投資有限公司を通じて設立したもので、1月4日から牛乳とヨーグルトを、1月8日から菓子の生産を開始した。新工場は牛乳・ヨーグルトの中国華南エリアへの供給体制を強化するもので、中国国内では華東エリア(蘇州)、華北エリア(天津)、華南エリア(広州)の3工場体制となったことで、牛乳とヨーグルトの生産能力はこれまでの4倍となった。
また中国国内のチョコレート菓子市場は需要拡大が見込まれており、新工場では現在も中国で販売している「ヤンヤン」などの商品に加え、市場のニーズに合わせた新たな商品を生産する予定。同工場の稼働により中国での菓子事業の生産能力は約2倍に増強される見通しとなっている。
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