
JFEエンジニアリングのグループ会社のJ&T環境と東日本旅客鉄道(JR東日本)、JR東日本環境アクセスの3社は共同で、使用済みプラスチックリサイクル事業を行うJサーキュラーシステムを設立し、神奈川県川崎市川崎区水江町5番1号にプラスチックリサイクル施設を建設する。本格稼働は2025年4月を予定。
同施設は、首都圏最大級となる200t/日の使用済みプラスチック処理能力を有し、選別から再商品化まで一貫した事業を行う計画。これまで焼却処理されていた使用済みプラスチックを高度選別し、回収されたプラスチックは特性に応じマテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルの原料として再資源化を図る。
2024年10月には先行してケミカルリサイクル用原料製造施設(圧縮・固化)を稼働し、その後、高度選別設備を稼働する計画となっている。