THKは、軸端末完成品・精密ボールねじ｢SDA-VZ形｣を発売した。
同製品は、ねじ軸の端末形状をサポートユニットに合わせて標準化した精密ボールねじ。ボールを接線方向にすくい上げる方式の採用で最高回転数5000min-1を実現し、長期間での高速駆動でも安定したトルクを得ることが可能。従来の精密ボールねじと比べて外径比30%小型化し、省スペース設計に最適となっている。軸端は加工済みのため短納期対応が可能。高速性、コンパクト形状の計151形番（ねじ軸径φ10～φ25）の豊富なバリエーションを取り揃えた。
また、ボールねじの低軸心化を実現するサポートユニット｢EK-L/EF-L形｣を新たにラインナップ。SDA-VZ形と組合わせることで、組付け部周辺の設計が容易になり、大幅な設計工数の削減が可能。半導体製造装置から各種搬送装置まで、幅広い分野の自動化設備のコンパクト化を可能とする。
https://www.thk.com/jp/ja/news/products/article-06032024-1.html
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