
アドバンテックは、産業用通信ゲートウェイ「ECU−1000」シリーズについて、再生可能エネルギー用途に最適な「ECU-1370/ECU-1260」シリーズを発売した。
ECU−1000シリーズは、EdgeLinkソフトウェアを搭載し、200以上のOTドライバのほか、DNP、BACnet、Modbus、EtherNet/IP、OPC-UA、IEC61850などマルチプロトコル対応、高性能IoT機能、動作温度範囲-40~70℃で厳しい環境でも信頼性を確保できる産業用ゲートウェイ。ECU-1370/ECU-1260は、太陽光発電システムなど再生可能エネルギー向けに適した製品となっている。
ECU-1370は、Cortex-A53クアッドコア1.3GHzプロセッサ、4GB DDR4、32GB eMMCを搭載し、要求の厳しいアプリケーションに最適。温度範囲は-40~80℃とさらに拡大し、さまざまな環境条件で使用可能。ECU-1260は、Cortex-A35デュアルコア1GHzプロセッサ、2GB DDR3L、16GB eMMCを搭載している。
また、EdgeHub SaaSを活用することで大規模設備のゲートウェイは、単一のプラットフォーム上でリモート監視と管理ができ、セットアップとメンテナンスを30%節約可能。エッジとクラウドをシームレスに統合し、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーシステムの管理を効率化できる。