
アズビルは、西部ガスグループのひびきエル・エヌ・ジーの主要プラントであるガス製造設備と関連設備にクラウド型バルブ解析診断サービス「Dx Valve Cloud Service」を提供開始した。
ひびきエル・エヌ・ジーは、輸入されたLNGを都市ガスに加工し、九州北部のユーザーに供給している。従来、主要プラントのバルブ点検は時間基準保全(TBM)による維持管理を実施し、バルブの劣化状況は、プラントを一時的に停止しバルブを開放点検することで確認してきた。
今回、同サービスを導入したことにより、Webコンテンツ上でバルブの状態に関する解析診断レポートを毎週出力でき、バルブの開放点検を行うことなく劣化状況により早く気付くことが可能となる。これまでのTBMに代わって状態基準保全(CBM)を実施することで、これまで課題となっていたバルブの点検時間を削減し故障検知の迅速化を目指す。