
三菱重工業と関西電力は、兵庫県姫路市にある関西電力姫路第二発電所に、次世代のCO2回収技術を検証する新たな試験設備としてCO2回収パイロットプラントを設置する。稼働開始は2025年度の予定。
パイロットプラントでは、発電所にあるガスタービンからの排ガスを用いてCO2回収技術の研究開発を行い、回収能力は約5トン/日となる予定。
また、同社の遠隔監視システム「ΣSynX(シグマシンクス) Supervision」を実装し、新設するパイロットプラントの運転状況の監視やプラントの起動・停止操作を、三菱重工横浜ビルをはじめとする遠隔地の各拠点から実施可能とする。