中小企業庁は、事業変革や新規事業に挑戦し、地域経済や日本経済の成長への貢献が期待できるモデルとなる中小企業を「はばたく中小企業・小規模事業者300社」として選定した。
「事業再構築・生産性向上」、「海外展開」、「GX」、「DX」、「人への投資・環境整備」の5つの分野で優れた取組を行っている中小企業を選定。事業再構築・生産性向上分野では、規格外野菜を用いた野菜シートを開発して地域活性化・新たな付加価値創出しているアイル(長崎県)、海外展開分野では、長期間利用できるとして海外から高評価を得ている業務用洗濯機メーカーの山本製作所(広島県)、GX分野では、高生産量と資源利用効率化を両立させる製品を提供し、省エネ等の技術開発やスマート農業技術の生産現場への普及に取り組んでいる園芸施設用設備メーカーの誠和(栃木県)、DX分野では、デジタルを活用したクラウドサービスによる農産物流通を展開するベジクル(東京都)、人への投資・環境整備分野では障がい者を積極的に雇用し、多様な人材の受け皿として地域経済にも貢献するモリタ(宮崎県)が代表例として選出されている。
https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240313001/20240313001.html