キーエンスは、新AIアルゴリズムを搭載した画像センサ「IV4シリーズ」を発売した。
同製品は、対象物の位置が画面内で定まらない場合でも検出対象を自動で見つけて検出し、位置決め不要で使うことができ、追加学習によって複数種類の品種判別も可能。数量や抜けを瞬時に判別でき、対象物の特徴を形状や色、明るさ、エッジなどから抽出して学習し、登録した対象物の個数のカウントや特定の対象物のみを数えることもできる。学習OCRによってあらゆる文字を囲むだけでセンサ内部に学習済みの文字・日付・数字情報と照合して自動で文字を認識。読めない場合は文字の学習も可能。
また登録したOK・NG品の特徴を把握して判定するため、環境変化があっても安定した検出が可能となっている。
高速AIアクセラレータを搭載し、先行撮像機能を使うことで最速4msの間隔で検出可能。電子部品やライン上を移動する缶やビン、医薬品等の高速ラインでの検出もできるようになっている。
https://www.keyence.co.jp/products/vision/vision-sensor/iv4/pr/160091001.jsp